【Interop 2015 Vol.43】Juniper MXをX86サーバで仮想化……JUNOSの機能が利用可能に
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
これは同社のフラッグシップルータ「Juniper MXシリーズ」を、そのままソフトウェアで動作するアーキテクチャとして開発したもの。パケットフォワーディングとルーティング、その2つのアーキテクチャをそのまま仮想化しており、それぞれがハイパーバイザー上のゲストOSとして動作する。このため、同社のネットワークOS「JUNOS」の機能を利用することが可能だ。
将来的にはプロバイダのCP機能を仮想化するような利用を想定しているという。イメージとしてはセンター側のルータをアンカーポイントとして、DPIやファイアウォールと連携しながら、機能を提供していく形だ。
一方でデータセンターの通信処理では、センター内ではVXLANなどレイヤ2を、センター間ではレイヤ3を使用する形を取る。CPUを多用すればフロントエンドの仮想ルータとして、80Gクラスのパフォーマンスが期待できるとのことだ。
現在はベータトライアルを実施中だが、月内には正式リリースを予定。今後は従来のJUNOSユーザーに始まって、徐々にターゲットを拡大していく計画だ。
《丸田》
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