【防犯防災総合展2015#004】SFキャラや怪獣を彷彿、個性派デザインの監視カメラたち | RBB TODAY

【防犯防災総合展2015#004】SFキャラや怪獣を彷彿、個性派デザインの監視カメラたち

エンタープライズ セキュリティ
ロボット兵士の顔のような印象を持つ「AllroundDual Camera M15」
ロボット兵士の顔のような印象を持つ「AllroundDual Camera M15」 全 8 枚
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 12日までインテックス大阪で開催されている「防犯防災総合展 in KANSAI 2015」には、多くの防犯・セキュリティ企業が出展している。今回は、いわゆる防犯カメラ然としていないデザインの監視カメラの数々をまとめて紹介していこう。

●SF映画のキャラクターを彷彿とさせる近未来なデザイン

 まずは、圧倒的な存在感で注目を集めていたMOBOTIX JAPANのブースに展示されていた監視カメラの数々。ロボットの顔を彷彿とさせる「AllroundDual Camera M15」は、デイ&ナイト撮影機能を備えた、5&6メガピクセルネットワークカメラ。PoEに対応し、マイクとスピーカーを内蔵、本体にはマイクロSDスロットも備えている。目のように見える部分には、それぞれ任意のレンズモジュールをチョイスすることができ、画角や解像度など用途に合わせて選択できる。

 他にも宇宙を飛び回る円盤のようなルックスの「Hemispheric c25」(5メガピクセル360度全方位カメラ)や、蒲鉾のような扇型をした「Hemispheric i25」(5メガピクセル360度全方位カメラ)、スピーカーや火災報知機と間違えそうなさりげないデザインの「Hemispheric Camera Q25」(5メガピクセル360度全方位カメラ)といずれのカメラも個性的なデザイン。

 監視カメラ的な視点からMOBOTIX JAPANの製品を見ていくと、広域の映像監視を可能にする全方位対応のカメラを多くラインナップしており、いずれの製品も、各種アプリケーションやセンサーを搭載しているので、NASに接続すればソフト不要で、録画や画像解析、動体検知が可能になる点が特徴。カメラ本体にもエッジストレージ(マイクロSD)を備えている。

 もともとこのカメラは、ドイツのメーカーによる製品で、デザインも日本のものとはひと味違ったものになっているのだ。

 続いては、兼松日産農林のブースにあったSAMSUNGの「SNP-6320RH」。フルHD32倍ズームのIRカメラで、150m先の暗闇の様子も映し出すという、ハイセキュリティ向けのカメラなのだが、上部の2つのIR LEDと、そのすぐ下に付くカメラの配置がまるで「びっくりした顔」のようで、どこか愛嬌が漂う。

●防犯カメラ界のキングギドラ!?

 最後は、NSKの「フルハイビジョン街頭防犯システム2(本来はローマ数字)」。NSKのブースで、今回このシステムの一例として使われていたのが、3台のカメラを1台のドーム型カメラに収め、1つの体に3つの首があるキングギドラのようなカメラだ。街頭設置を想定したシステムのため、3つのカメラで撮影することで死角を減らすことができるという効果がある。また、モニターに表示する場合は、1台のカメラとして認識されるため、3つ分の映像が1チャンネルとして使われるというユニークな仕様になっている。

《防犯システム取材班/小菅篤》

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