【Interop 2015 Vol.50】富士通、標準型サイバー攻撃への内部対策が可能な「iNetSec Intra Wall」を展示
ブロードバンド
セキュリティ
注目記事
-
瑞原明奈選手や伊達朱里紗選手がアクリルスタンドプレゼント(PR))
-
【Interop 2015 Vol.14】新規格のIEEE802.11ac Wave2に対応……シスコの4×4MIMO次世代アクセスポイント
-
【Interop 2015 Vol.16】高齢者の歩行アシストカートをIoT化……バックグラウンドを富士通がサポート

同社担当によると「最近では、標準型サイバー攻撃によって、入口・出口のセキュリティ対策をすり抜けて、イントラネットにマルウェアが進入するケースが増えている。もはや侵入を前提にしたマルウェア対策が必要だ」という。そこで開発されたのが、このiNetSec Intra Wallだ。
この製品のユニークな点は、従来のようなシグニチャーやエージェントが必要なく、簡単に導入できる点だろう。ネットワークに侵入したマルウェアの通信の振舞い(種別・方向・順序)の相関関係から、感染が疑われる端末を検知する。
この特許技術によって、その端末をネットワークから遮断することが可能だ。既知のマルウェアだけでなく、亜種や未知のマルウェアでも効果があるそうだ。
iNetSec Intra Wallの具体的な構成は、センサーの役目を果たす専用アプライアンスと、このアプライアンスを管理するマネージャーから成る。専用アプライアンスを社内イントラのセグメントや拠点のセグメントに配置。専用アプライアンスは、タグVLANの場合は16VLANまで管理できるようになっている。
また、マルウェアの検知だけでなく、ネットワークの通信を監視し、業務で禁止されているファイル共有ソフトなどのアプリケーションを検知・遮断することで、企業のセキュリティポリシーの統制や情報漏えい対策を強化できるという。
《井上猛雄》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
【Interop 2015 Vol.14】新規格のIEEE802.11ac Wave2に対応……シスコの4×4MIMO次世代アクセスポイント
ブロードバンド -
【Interop 2015 Vol.16】高齢者の歩行アシストカートをIoT化……バックグラウンドを富士通がサポート
ブロードバンド -
【Interop 2015 Vol.13】シスコ、世界初公開の最新セキュリティサービスプラットフォーム「Firepower9300」を発表
ブロードバンド -
【Interop 2015 Vol.8】超低価格でBLEをWi-Fi対応にできるモジュール、アプリックスが開発
エンタープライズ -
【Interop 2015 Vol.9】いよいよ明日より幕張メッセで開幕
エンタープライズ -
【Interop 2015 Vol.7】サイバー攻撃統合分析「NIRVANA改」が機能強化
エンタープライズ -
【Interop 2015 Vol.6】シャープ、「無線バックホール」採用の無線LANアクセスポイント
エンタープライズ -
【Interop 2015 Vol.5】ぷらっとホーム、近日発表の新製品を使ったIoTデモを実施
エンタープライズ