【Interop 2015 Vol.58】高速データをパケットロスなくキャプチャ……ナパテックのネットワークレコーダー
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本体には、同社の10/20/40Gbpsネットワークアクセラレーター(キャプチャアダプタ)と、容量1.2TBのハードディスク×24台を積んでいる。アクセラレーターの中枢にはFPGAを採用。単なるキャプチャリングのみならず、パケットにフィルターをかけたり、スライシングするなど、さまざまな機能を持たせることで、処理性能を高めたり、データ蓄積量を減らして、長時間録画を可能にしている。またアクセラレーターは100Gbps対応品も開発中で、来年を目処に本モジュールを搭載した機種を披露したい意向だ。
ハードディスクについては、20台分の約20TBをデータ保存用にRAID5+0の組み合わせで構成。RAID5の分散パリティ記録によって、グループ内のディスクがどれか壊れても安心だ。さらにRAID0のストライピングによる高速読み書きにも対応。一方、残り4台のハードディスクはインデックスとして利用し、パケットをキャプチャする際に目次を付け、あとで高速な検索を可能にしている。
ブース内では1週間以上もデータを取り続けている装置で動態デモを実施していた。これだけ大容量のハードディスクを搭載していても、フルラインレートでデータを取り続けると、約1時間半ぐらいまでの記録時間になるという。それらのデータは、「WireShark」などのネットワークアナライザーソフトウェアで分析できる。
PANDIONは、単独でも利用できるが、通信機器メーカーなどのOEM製品のプラットフォームとして提供し、アプリケーションをつくり込んだ最終製品として市場に投入することも可能だ。ズバ抜けた性能に加え、柔軟性なども評価され、Best of Show Awardのマネージング&モニタリング部門でグランプリを獲得している。
《井上猛雄》
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