防災用備蓄食として5年間保存可能な「防災ようかん」が登場
ブロードバンド
その他
注目記事

東日本大震災や阪神大震災では、ストレスや疲労もあり、避難所で甘いものが喜ばれたという。またパサパサして食べにくい乾パンや、水や湯で戻す必要があるアルファ米と比べ、ようかんは甘くて食べやすく、水や熱を加える必要もない。高たんぱく、低脂質で栄養価も高く、非常食に適した性質を備えている。
本プロジェクトでは「北海道産の高級小豆」「栃木県日光の名水」を使用した「国産高級防災ようかん」と、塩分も補給できる「防災塩ようかん」という2種類の「防災ようかん」を製品化。通常市販されている練ようかんなどの賞味期限は1年程度だが、工場設備・包装素材・成分の配合などを研究することで、5年間保存可能なようかんを製造した。
今後は防災用のみでなく、スポーツ時の栄養補給にも効果を発揮する「防災塩ようかん」を学校、団体等に導入していくという。
《防犯システム取材班/小菅篤》
特集
この記事の写真
/