人気アニメ「あの花」が実写ドラマ化へ!
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『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は、「ノイタミナ」の27作目として、2011年4月から6月にかけて放送された完全オリジナルストーリー。「大人も泣けるアニメ」と放送時から大きな話題を呼んだ。舞台となった埼玉県秩父市には「聖地巡礼」としてファンたちが集まり、街ぐるみのイベントも開催され社会現象ともなった。また、作品としては第15回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品アニメーション部門/長編に選出され、監督を務めた長井龍雪は芸術選奨新人賞メディア芸術部門を受賞した。
舞台は秩父、活発なリーダー的存在である宿海仁太(やどみ・じんた あだ名=じんたん)、笑顔を絶やさない柔和な本間芽衣子(ほんま・めいこ あだ名=めんま)、怜悧(れいり)な秀才タイプ、松雪集(まつゆき・あつむ あだ名=ゆきあつ)、引っ込み思案な安城鳴子(あんじょう・なるこ あだ名=あなる)、しっかり者のまとめ役、鶴見知利子(つるみ・ちりこ あだ名=つるこ)、無邪気な皆の弟分、久川鉄道(ひさかわ・てつどう あだ名=ぽっぽ)の6人は大の仲良しグループで、いつもつるんで遊んでいた。グループ名は「超平和バスターズ」。“じんたん”の考案で、「何でも平和にするグループ」という意味だ。しかし、“めんま”の事故死により、6人の絆は決裂してしまう。それから7年後。高校に入学したものの、家に引きこもってしまった“じんたん”の前に、少し成長した“めんま”の幽霊が現れた。“めんま”は、生きている時にかなえられなかった“ある願い”が心残りで現れたというが、どんな願いなのかは思い出せないという。“めんま”の願いをかなえるため、再び集まった「超平和バスターズ」の6人。あの日を境にバラバラになってしまった「超平和バスターズ」は、失われた笑顔を取り戻すことができるのだろうか。そして“めんま”の願いとは一体何なのか。
今回の実写化にあたり、村上虹郎(18歳 むらかみ・にじろう)、浜辺美波(14歳 はまべ・みなみ)、志尊淳(20歳 しそん・じゅん)、松井愛莉(18歳 まつい・あいり)、飯豊まりえ(17歳 いいとよ・まりえ)、高畑裕太(21歳 たかはた・ゆうた)という、次世代を担う注目の俳優たちが集められた。配役にあたっては、何回もオーディションが実施され、プロデューサーや監督らスタッフが綿密に相談し合って決めたという。
アニメでの原作脚本を務めた岡田麿里は、「実写作品的な内容をアニメでしかできない表現で描いてみたいと考えて生まれたのがこの作品。それが、まさかのドラマ化。感動と動揺をしつつも、スタッフの皆さまの手による、ドラマでしかできない表現で描かれた、新しい『あの花』を楽しみにしています」と期待を寄せている。
ドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は、フジテレビ系で年内の放送が予定されている。
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