外国人が思う「優れていると思う日本の物事」、1位は「ロボット工学」
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今回は、中国(北京、上海)、香港、韓国、台湾、インド、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、オーストラリア、アメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシアの20カ国・地域が対象。地域ごとに200名、計4,000名から回答を得た。調査期間は4月17日~27日。
それによると、日本に対する好意度がもっとも高い地域は、「ベトナム」が2年連続で、「台湾」とならんで1位となった。ベトナムは「日本人の勤勉さ」、台湾は「日本食」をとくに高く評価していた。台湾は昨年5位から大幅に順位を上げている。
次に、各国に「日本のもっとも好きなところ」を選んでもらうと、トップ3(複数回答)は「伝統文化」「食」「自然」だった。日本でやりたいことについて聞いてみると、1位は「日本食を食べる」。以下「自然・景勝地観光」「史跡・歴史的建造物観光」が続いた。東アジア地域では「温泉入浴」、ASEAN地域では「四季の体感」が人気だった。
「日本について興味関心のある物事」の第1位は、昨年に引き続き「日本食」。以下「旅行」「温泉」が続く。一方で「日本のファッション」「日本の映画」が昨年より約20ポイント減少するなど、サブカルチャーやコンテンツへの関心はのきなみ低下している。
「優れていると思う日本の物事」では技術関連の項目が多数トップ10入りし、1位は「日本のロボット工学」だった。「ロボット工学」は「興味関心のある物事」でも9位になっており、日本のロボット技術への注目・評価の高まりがうかがえる結果となっている。
《冨岡晶》
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