富士フイルム、マシンビジョンカメラ用固定焦点レンズの新ラインナップを発表
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「HF-XAシリーズ」は、製造現場での画像検査などにおいて画面周辺までフラットな解像を実現する、3メガピクセル・2/3型イメージセンサー対応のマシンビジョン用高性能レンズ。周辺光量の低減を抑制し、画像周辺部まで均一な高い解像を保持しつつ、マシンビジョン用カメラで一般的な30mm角の外形寸法に対し、より小さなφ29.5mmという外径寸法を実現し、システムの小型化を可能とする。
今回登場するラインアップは焦点距離8mm、12mm、16mm、25mm、35mmの計5モデルで、これによりFUJINONマシンビジョンカメラ用レンズは全5シリーズ・31モデルを揃えることになる。
ちなみにマンショビジョンとは、いわゆる製造機械・各種検査装置で、人の目の代わりに画像を認識し、位置決めや種別・計測・検査を行う画像処理装置(マシンビジョンシステム)に組み込まれるカメラを指す。用途・検査対象物に応じてさまざまな種類のカメラ・レンズから最適なものが選定されている。
近年では、生産効率や品質を左右するマシンビジョン用レンズには「大型センサー対応」「高解像化」「高いフレームレートに対応する明るさ」に加え、画像中心部と周辺部の画像認識精度のバラつきを抑制する「画像周辺部まで均一な高解像性能」が求められている。「 HF-XAシリーズ」のラインアップはこうしたニーズに応えたものになるとのこと。
なお、「2015華南国際工業自動化展覧会」のほか、6月24日~26日までタイ・バンコクで開催される「NEPCON Thailand Expo 2015」でも「HF-XAシリーズ」を参考出展している。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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