定額制音楽配信、「無料期間が終わったら解約」現状は6割以上
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調査時点では、「Apple Music」は始まっていなかったため、調査対象は「LINE MUSIC」「AWA Music」「レコチョクbest」「dヒッツ」「KKBOX」「モンスターチャンネル」「スマホでUSEN」「うたパス」という国内発のサービスが主な対象となっている。
それによると、定額制音楽ストリーミングサービスについて「利用している」という人は、全体の35%(199人)。「LINE MUSIC」の24.1%を最高に、どのサービスも10%前後の“利用率”となっている。「利用を検討している」「興味がある」「知っているが興味はない」を合わせた“認知度”では、もっとも知っている人が多かったのも「LINE MUSIC」で73.3%だった。以下「dヒッツ」66.4%、「レコチョクbest」65.3%が続く。「LINE MUSIC」より1か月早くスタートした、サイバーエージェントの「AWA」は、52.8%の認知に留まっている。
定額制音楽ストリーミングサービスについて「利用を検討している」「興味がある」と答えた人に、「利用に至らない理由」を聞いたところ、「サービスが出そろうまで様子を見たい」60.7%が最多、次いで「スマートフォンの通信量が気になる」58.5%、「曲が手元に残らないのが不満」44.7%といった声があがった。
また現在、定額制音楽ストリーミングサービスの無料トライアルを利用している人に、今後の利用意向を尋ねると、「無料期間が終わったら解約したい」という人が63.3%と多数派だった。「有料でも使い続けたい」人は、14.3%だった。
今後のサービスとして、「日本に進出すれば利用したい海外の定額制音楽ストリーミングサービス」では、Android利用者は「Google Play Music」30.4%がもっとも多く、次いで「Apple Music」20.5%。iOS利用者では「Apple Music」36.4%がもっとも多く、次いで「Google Play Music」29.0%だった。
《冨岡晶》
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