今回届いた最新映像は、前半部分は既報でも明かされていた、今作の要であるボンドの少年期の秘密を暗示させるシーンが。しかし後半は、クリストフ・ヴァルツ演じる悪役オーバーハウザーの「ジェームズ、よく来た。久しぶりだ」のセリフから、怒涛のアクションシーンへ。雪山アクション、ローマ市街地を封鎖し撮影さた壮大なカーチェイス、オープニングの舞台となるメキシコのシーンでは何者かを追いかけるボンドの姿など、スピード感のある予告編だ。
そんなスピーディーな映像のなかに、艶っぽさを加えるのがレア・セドゥ&モニカ・ベルッチ演じる2人のボンドガール。特に、モニカを“壁ドン”状態で見つめ、「あなたは……」という問いかけに、ダニエル演じるボンドが「ボンド。ジェームズ・ボンド……」とささやくお約束の自己紹介も遂に解禁。まだまだ謎に包まれている同作だが、さらにその全貌を観たくなる映像となっている。
『007 スペクター』は12月4日日本公開予定。