オレガ、マイナンバー制度に対応したサーバーログ管理ソフトをダウンロード提供 | RBB TODAY

オレガ、マイナンバー制度に対応したサーバーログ管理ソフトをダウンロード提供

エンタープライズ セキュリティ
「VVAULT AUDIT」のダッシュボード画面。Windows上で共有フォルダのアクセス記録を管理するファイルサーバーログ管理ソフト(画像はプレスリリースより)
「VVAULT AUDIT」のダッシュボード画面。Windows上で共有フォルダのアクセス記録を管理するファイルサーバーログ管理ソフト(画像はプレスリリースより) 全 2 枚
拡大写真
 オレガは8日、Windows上で共有フォルダのアクセス記録を管理するファイルサーバーログ管理ソフトウェア「VVAULT AUDIT(ブイボルトオーディット)」のダウンロード提供を同社webサイトにて開始した。

 ファイルサーバーへの適正なアクセス権での運用管理、特定個人情報が含まれるファイルの確実な削除や、不正に持ち込まれた機器からのアクセス履歴などのログ管理を行うことができる。

 こうした機能は、2016年1月より始まるマイナンバー制度が、企業に対して、特定個人情報の安全な管理を義務付けていることが背景にあり、それらの情報を保存することが予想されるファイルサーバーのセキュリティを保つことを目的としたソフトウェアとなる。そして仮に情報流出が発生した場合に、捜査機関や監督機関である特定個人情報保護委員会に対して、ログ管理をしていることで、安全管理に努めていたという「無過失の証明」が行えるのだ。

 ログ管理期間が2週間までに制限される「VVAULT AUDIT Basic」は無償で利用でき、ログ管理期間を無制限、長期保存用のデータアーカイブ機能とソフトウェアサポートを付属させた上位バージョンの「VVAULT AUDIT Professional」は、年額5万円で提供される。対応OSはWindows Server 2008R2、Windows Server 2012/R2など。

 また、NASやクラウドサービスへの組込用として、オープン価格の「VVAULT AUDIT Professional OEM」も用意する。今回の製品発表に合わせて、エーティーワークス、スターティア、ニフティ、レノボ・ジャパン、ロジテックINAソリューションズなどのパートナー企業が、自社製品との組み合わせなどを含めた推薦コメントを寄せている。

 同社ではハードウェアベンダーやクラウドベンダーとの提携などを視野に入れ、今年度中に1,000ライセンスの提供を計画している。

《防犯システム取材班/小菅篤》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース