佐々木蔵之介、“写真集”の呼称を却下「おっさんなので」
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
精神病棟の患者を演じる佐々木が、シェイクスピア四大悲劇のひとつ「マクベス」に登場する20人のセリフを1人で100分間、しゃべり続けるという同舞台。「いよいよお客さんの前でできるようになったことがすごく嬉しいですし、どんなふうに思って頂けるのか、ドキドキしています」と心境を紹介した。
「長ゼリフが長過ぎます」、「セリフを忘れても助けてくれない」など1人で演じることの難しさを語り、辛いということでは出演作品の中では“四大悲劇作品”のひとつになる? と尋ねられると、「悲劇であり、喜劇ですね(笑)」とおどけた。「冗談ですけど」としながらも、スコットランドナショナルシアターへ行った際に、「よくこの仕事を受けたね」と声を掛けられたエピソードを紹介。「僕も、受けた、答えたという記憶がいまだに無いんですよ」とジョークで笑いを誘った。
マクベスの足跡を辿った佐々木蔵之介のフォト・エッセイ「『動く森』-スコットランド『マクベス』紀行ー」(扶桑社)も発売中。ただ、佐々木いわく、「写真集ではないんです。フォト・ブック」とのこと。「47のおっさんなので、“初めての写真集”と言われるのが嫌だったので、頑なに、フォト・ブックだと言ってくれと言いました。水着になるわけでも、何でもないですし」などと、照れながら力説した。
《竹内みちまろ》
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