ブラザー、業務用ヘッドマウントディスプレイの新機種を発売……東大と共同研究
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
同社が従来から展開している業務用ヘッドマウントディスプレイ「エアスカウター」の新モデルで、業務モデル「WD-200A」と医療モデル「WD-250A」の2製品が新たに投入される。
720p(1280×720pixel)の高解像度で、焦点距離調整機能により映し出す映像の奥行を30cmから5mまで調整することが可能となっている。
東京大学との共同研究では超音波エコー画像表示など、医療現場に合わせた装置の開発と評価が行われており、医療モデル「WD-250A」はHDMI入力に加えてビデオ入力にも対応、映像の任意部分を拡大する「任意部分拡大モード」など、医療現場向けの仕様が搭載されている。
一方、業務モデルは、遠隔地からの作業支援、ドローンの操縦支援、警備員による巡回警備支援など、多彩な業種、利用シーンを想定している。
両製品ともオープン価格で、業務モデルは7月下旬から発売予定で、医療モデルは10月下旬からの発売予定だ。
カメラ機能は付いていないので、現場側で撮影を行いたい場合はサードパーティ製のUSBカメラを組み合わせることになる。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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