ブラザー、業務用ヘッドマウントディスプレイの新機種を発売……東大と共同研究 | RBB TODAY

ブラザー、業務用ヘッドマウントディスプレイの新機種を発売……東大と共同研究

エンタープライズ ハードウェア
本体はバッテリーを搭載しており、外部バッテリー/電源での動作にも対応する。遠隔作業をはじめドローンの操縦支援や巡回警備などのカメラ連携、両手を使う作業現場などでのハンズフリー化など、様々な業務用途を想定(画像は公式サイトより)
本体はバッテリーを搭載しており、外部バッテリー/電源での動作にも対応する。遠隔作業をはじめドローンの操縦支援や巡回警備などのカメラ連携、両手を使う作業現場などでのハンズフリー化など、様々な業務用途を想定(画像は公式サイトより) 全 2 枚
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 ブラザー販売は13日、東京大学と共同研究を行い改良を施した業務用ヘッドマウントディスプレイ「AiRScouter(エアスカウター)」の2製品を発売することを発表した。

 同社が従来から展開している業務用ヘッドマウントディスプレイ「エアスカウター」の新モデルで、業務モデル「WD-200A」と医療モデル「WD-250A」の2製品が新たに投入される。

 720p(1280×720pixel)の高解像度で、焦点距離調整機能により映し出す映像の奥行を30cmから5mまで調整することが可能となっている。

 東京大学との共同研究では超音波エコー画像表示など、医療現場に合わせた装置の開発と評価が行われており、医療モデル「WD-250A」はHDMI入力に加えてビデオ入力にも対応、映像の任意部分を拡大する「任意部分拡大モード」など、医療現場向けの仕様が搭載されている。

 一方、業務モデルは、遠隔地からの作業支援、ドローンの操縦支援、警備員による巡回警備支援など、多彩な業種、利用シーンを想定している。

 両製品ともオープン価格で、業務モデルは7月下旬から発売予定で、医療モデルは10月下旬からの発売予定だ。

 カメラ機能は付いていないので、現場側で撮影を行いたい場合はサードパーティ製のUSBカメラを組み合わせることになる。

《防犯システム取材班/小菅篤》

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