ウォーホルやロックウェルをボトル片手に見る
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アンディ・ウォーホルやノーマン・ロックウェルなどの巨匠たちをはじめとする20点以上のアート作品を、“コンツアーボトル”のコカ・コーラ片手に鑑賞できる。この展示会は、コカ・コーラの象徴的なボトルデザインが誕生してから今年で100年になるのを記念し、世界13カ国・15都市を巡回しているもの。
17日に行われたオープニングセレモニーでは、日本コカ・コーラマーケティング本部エグゼクティブプレジデントのカリル・ヨウンス氏が「一目見ても、砕けて割れてもコカ・コーラだと分かる独創的な形状の“コンツアーボトル”は多くのアーティストがインスパイアされ、ポップカルチャーに大きな影響を与えた」とコメント。
とくにアンディ・ウォーホルはその作風とマッチするためか、レコードジャケットのデザインに盛り込んだりなど、好んで“コンツアーボトル”をモチーフにしていた様子が展示会でも伺える。
ボトルデザインの変遷が分かる各時代の瓶も展示されており、“コンツアーボトル”の形状が当時いかに斬新だったかが理解できる。現在の原型となるこのデザインは、パッケージデザイン会社がコカ・コーラはカカオの実を使用していると思い込んだことから、カカオの実の形状を模してつくられたとのこと。
さらに、20日から日本で初導入となるアルミニウム素材の“スリムボトル”をモチーフに、ミュージシャンのhydeやゲスの極み乙女。、ファッションデザイナーのミハラヤスヒロや森永邦彦などのクリエイターたちがアート作品に仕上げた「アートスリムボトル」も展示されている。記者は“大人の工作”を観ているような、少し懐かしい気分になった。
会場では、自分がコーラの泡の中に入ったような映像が映し出されるデジタルサイネージや、自分がボトルを持っている写真を撮影、コカ・コーラのポスタービジュアルとなり会場のモニターで放映される体験型デジタルコンテンツ「Coke&Me」も楽しめる。
《奥 麻里奈》
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