「SLAM DUNK」 “ミッチー×安西先生”が当時を振り返る
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1990年に連載が開始され、1993年からはTVアニメ放送がスタートした「SLAM DUNK」。昨年はTVアニメ20周年を迎えイベントが開催されるなど、その人気は根強い。今回の上映イベントは、新宿バルト9、梅田ブルク7、T・ジョイ博多の3劇場で開催。2014年に実施された「みんなが決めるSLAM DUNK 名台詞」ランキングで上位に輝いたセリフを含むエピソードを中心に、各上映4話ずつ、3回構成にて上映。選ばれたのは「湘北VS海南編」「湘北VS陵南編」「三井寿編」だ。
三井寿役の声を演じた置鮎さんと、安西先生役の声を演じた西村さんが登壇したこの日の上映テーマは、「三井寿編」。ファン投票で1位、2位にランクインされた不動の名セリフ「バスケがしたいです…」と「最後まで、希望を捨てちゃいかん…あきらめたら、そこで試合終了だよ」が出てくるシーンを中心にセレクトされた4作品で、TVシリーズの中でも人気の高いエピソードだ。
2人は、その大人気セリフについて「僕の演じたキャラクターのセリフで、励まされたりするひとがいる。いまもいろんなところで使われる、それがとても嬉しい」(西村さん)、「色々なアニメでこのセリフが元になったセリフが出てきたり、いろんなシチュエーションで使われることも多い。あらためてすごいなと思う」(置鮎さん)と感慨深げに語った。
さらに、当時のアフレコについての思い出を聞かれると、置鮎さんは「当時スタジオで僕が一番新人だった。主人公桜木を演じていた草尾さんより後輩なのに、先輩の役をやる、ということで緊張してました。そういえば今回上映する『三井寿15歳の悩み』のエピソードのアフレコのとき、実は高熱があったんです。そのままアフレコしたんですが、実は自分の声もきちんとわからない状態で、ちょっと納得いってない(笑)」と懐かしそうに振り返った。
また西村は「僕は洋画の吹替えをしていたこともあって、『ほっほっほっ』っていうのも、(洋画のような)『はっはっはっ』じゃダメかと聞いたら『ダメです”と…(笑)。最初のほうは結構悩みました」と、いまでは誰もが知るおなじみの“口癖”の秘話を明かし、会場を沸かせた。
本イベントも、残すところ31日(金)実施予定の梅田ブルク7とT・ジョイ博多のみ。梅田ブルク7には、主人公を演じる草尾毅と置鮎さんが登壇するトークショーを予定。さらにT・ジョイ博多では、31日(金)のみのスペシャル企画として、原作者・井上雄彦による直筆イラスト&サイン入のバスケットボールを展示することが決定。
「SLAM DUNK THE MOVIE Blu-ray」は7月8日(水)より発売中。
“ミッチー×安西先生”が当時を振り返る「SLAM DUNK」リリースイベント
《text:cinemacafe.net》
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