トム・クルーズ、「交通遮断できるならやりたい!」『ミッション:インポッシブル』日本ロケも視野に
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「すでに次回作の案を練っている」と話すトムは、記者から日本ロケの可能性について質問されると、「もしかしたらやるかもね。でも、交通遮断するよ」とニヤリ。「国からOKが出ないと撮れないんだ。いくつのビルから飛び降りていい? いくつの道路を閉鎖していい?ってなるからね。でも許可さえ下りればやりたいよ」と日本ファンの期待をあおるコメントで、会場を沸かせた。
昨年6月末の映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のPR以来、21回目の来日を果たしたトムは、待ち構えた約160人もの報道陣の前に現れると「日本に来れてすごくうれしい。この素晴らしい国に訪れることは私の名誉です」と挨拶。その後は終始笑顔で、時折ジョークを交えながら質疑応答に応えた。
本作は、全世界で累計約21億ドルを超える超人気シリーズ『ミッション:インポッシブル』最新作。敏腕スパイのイーサン・ハント(トム)率いるIMFが、謎の多国籍スパイ・シンジケートを相手に、シリーズ最難関のミッションに挑む姿を描いたアクション超大作。7月31日に全米公開され、興行収入2千30万ドルの大ヒットスタートを切った本作は、シリーズ最高のオープニングを記録した。
クリストファー監督と5回目のタッグを組んだトムは、「毎回、生徒になった気持ちで映画作りを学んでいる」としみじみ。「今回も観客のために、知っている限りの技を発揮して上質な映画を提供したいと思ったんだ」と思いを打ち明けると、新記録樹立に「素晴らしい結果で満足しています」と満面の笑みを浮かべた。
劇中、トムは地上1,500メートルを時速400キロメートルで飛ぶエアバスにしがみついたり、超高速バイクチェイスや息継ぎのない6分以上の潜水に挑戦したりするなどの生身スタントを披露。53歳という年齢を感じさせない命がけのアクションに挑んだトムは、「恐怖はあまり感じないというか、怖くないように自分に言い聞かせてやっているんだ」と胸中を吐露。しかし、前代未聞のエアバスシーンは、何か月も前から技術者やスタッフと打ち合わせをしたものの過酷を極め、「このシーン、まずかったかな…」と後悔をにじませたこともあったという。そんなトムに、クリストファー監督は「あのシーンはジョークで言ったのに…」とポロリ。思わぬ発言に、トムは肩を落として苦笑いするしかなかった。
映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は8月7日より全国公開。
《鶴見菜美子》
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