運転中に津波被害や車内浸水……「そら博」でドライビングシミュレーター
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この津波体験ドライビングシミュレーター(津波・冠水バーチャルリアリティシステム)は、愛知工科大学工学部板宮研究室が出展。会場では、ゴーグル型のVRヘッドマウントディスプレイと運転席空間、モニターが設置され、CGで再現された津波に遭遇したときの状況を疑似体験できる。
来場者は、ヘッドマウントディスプレイを顔面に取り付け、運転中に高さ1mの津波に遭遇する場面からスタート。モニターは、体験者の頭の動きに連動してその“視点”が動く。水中にクルマが突っ込み、車内に水が浸入し、ハンドル操作ができなくなる状況を体感した。
「うわっハンドルが効かない」と叫ぶ小学生の体験者は、スタッフに「こういうとき、どうすればいいの?」とゴーグルを外しながら質問していた。
同研究室では、こうしたVRシステムの拡張として、「本学のITS研究所と連携し、大型ドライビングシミュレータによる『自動車運転時の災害状況シミュレーション』なども開発を進める」という。
どうする!? 運転中に津波被害、車内浸水…擬似ドライブ体験 そら博 8月1・2日
《大野雅人@レスポンス》
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