ピース・又吉『火花』実売でもミリオン突破!
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第153回芥川賞を受賞した又吉直樹の『火花』が同作最高となる週間売上24.2万部を売り上げ、総合部門にあたるBOOK部門の1位を獲得するとともに、累積売上100万部の大台を突破(累積売上106.3万部)。
2008年4月にスタートした同ランキングにおいて、文芸・小説作品(単行本)がミリオンセールスを達成したのは本作品で6作目となる。
過去の文芸・小説作品(単行本)のミリオン達成作品は、現時点での同ジャンル累積売上歴代1位『謎解きはディナーのあとで』(累積売上190.7万部)を筆頭に、『ハリー・ポッターと死の秘宝』(著:J.K.ローリング、訳:松岡佑子)、『1Q84 BOOK1』と『1Q84 BOOK2』(村上春樹)、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(村上春樹)となるが、同作はこれに続く快挙達成となった。
また、同作の累積売上106.3万部は、前出『色彩を持たない~』の現時点における累積売上100.2万部を上回っており、文芸・小説作品(単行本)では同ランキング歴代5位の累積売上部数を記録した。
出版元の文藝春秋は、今月下旬に行われる芥川賞授賞式を受けての反響を予想し、40万部の増刷を決定。累計発行部数が169万部から209万部となることを発表しており、『火花』旋風はまだまだ世間を席巻しそうだ。
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