『アントマン』『ジュラシック』に見る“母性本能くすぐり系”俳優 | RBB TODAY

『アントマン』『ジュラシック』に見る“母性本能くすぐり系”俳優

エンタメ 映画・ドラマ
ポール・ラッド/『アントマン』(C)Marvel 2015
ポール・ラッド/『アントマン』(C)Marvel 2015 全 10 枚
拡大写真
『ジュラシック・ワールド』『ミニオンズ』と日本でも大ヒット中の話題作を抑え、全米で初登場1位を獲得したマーベルの新しい“小さな”ヒーロー『アントマン』。その大ヒットは、主演に抜擢されたポール・ラッドが、“ダメ男なのにどこか憎めなくて、なぜか妙に惹かれる”主人公を好演していることも理由の1つだ。

気づけば、8月5日(水)に日本でも公開されたばかりの『ジュラシック・ワールド』の主演クリス・プラット、本日8月7日(金)公開の『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』でトム・クルーズの“右腕”を演じるサイモン・ペッグと、話題作には、いずれもコメディ畑出身の「へたれ」「やんちゃ」「子どもっぽい」、でも何だか「かわいい」といった同じ匂いのするキャラの俳優が勢ぞろい!? そんな女性たちが思わずそそられてしまう要素を持ちあわせている、“母性本能をくすぐり系”の売れっ子俳優たちに迫った。

■ポール・ラッド/『アントマン』スコット・ラング役
日本に先駆け、公開中の全米や世界各国で早くも大ヒット中の『アントマン』に抜擢されたポール・ラッド。同作では、1.5cmサイズに変身して戦うマーベル最小ヒーローながら、その正体は仕事も家庭もうまくいかないダメ男、というヘタレっぷりが印象的だ。

もともと、TVシリーズ「フレンズ」のゲスト出演や、『俺たちニュースキャスター』『40歳の童貞男』『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』などのコメディ作品で名を馳せてきたポールは、どこか抜けているけど憎めない役を演じさせたら天下一品。特に、子犬のような眼差しで相手を見つめるさみしげな表情は、つい母性本能をくすぐられてしまうこと間違いなしだ。また、見慣れるほどにイケメンに見えてくる(?)、味わい深い俳優でもある。今年46才の遅咲きながら、日本でもブレイクし、新たな女性ファンを増やしていくことだろう。

■クリス・プラット/『ジュラシック・ワールド』オーウェン・グラディ役
世界歴代興行収入3位という記録的ヒットを続け、日本でも話題を集めている同作に主演するのは、クリス・プラット。本作では恐竜の調教師役でシリアスな演技を披露しているが、出世作である『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』での“やけに楽観的なトレジャーハンター”がハマリ役となった。

アメリカではバラエティ番組への出演も多く、大作に抜擢される以前は、どちらかといえば、いま話題の“ぽっちゃりキャラ”。人気スターのものまねや変顔を惜しみなく披露するなど、サービス精神は満点。いたずらっこを彷彿とさせるやんちゃ顔と、何より、役作りのためにシェイプされたマッチョなボディもあいまって、思わずキュンときてしまう女性も多いはず!

■サイモン・ペッグ/『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』ベンジー・ダン役
前作に続いて『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作に出演し、主要キャラ・ベンジーを演じるサイモン・ペッグ。トム・クルーズ演じるイーサンとのコミカルなかけあいも定着し、いまやすっかり大作映画の「顔」に。

彼も、もともとはイギリスのTVシリーズや映画でコアなファンを多数生み出してきた生粋のコメディ俳優だ。『ショーン・オブ・ザ・デッド』ではうだつのあがらない電気屋店員、『宇宙人ポール』ではさえないSFオタク…など、いつまでたっても大人になりきれない、ちょっぴり情けないキャラクターがよく似合う。その反面、イーサンのピンチを幾度も救っており、キュートな丸顔で演じるギャップには、反射的に母性をくすぐられてしまうこと請け合いだ。

正統派イケメンとはいえなくても、母性本能を刺激し、女性のハートをがっちりつかむ彼らは、いまや人気スターの主流になりつつあるのかもしれない。

『アントマン』は9月19日(土)より全国にて公開。

『アントマン』『ジュラシック』…大ヒット映画には“母性本能くすぐり系”が必須!?

《text:cinemacafe.net》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース