ICT授業支援ツール「サイバー先生Ver4.0」が販売開始
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「サイバー先生」は、学校での電子黒板やパソコン、タブレット端末を使った授業を支援するブラウザシステム。教師用パソコンや電子黒板に表示された教材コンテンツや画像データを、児童生徒用タブレットに一斉表示する、教材に文字を書き込む、児童生徒が書き込んだタブレット画面を教師用パソコンや電子黒板に表示させる、ほかの児童生徒に配布する、などさまざまな機能をワンクリックの簡単操作で行うことができる。
新たに発売される「サイバー先生Ver4.0」では、タブレットの内蔵カメラなどで撮影した動画を授業で使うことが可能になった。撮影した動画を、教師用パソコンから児童生徒の全タブレットに配信することはもちろん、手描きコメントなどを描き加えて配信することもできる。既存のドキュメントファイルもそのまま教材として活用できるため、新たに教材を用意する必要がなく、授業準備にかかる負担を軽減できるという。
また、授業時間内に完成しなかったデータを一括回収し、次の授業開始時にその状態のまま一括して再配布することも可能になった。それぞれの児童生徒の成果物を簡単に管理でき、各クラスの児童生徒とタブレットを紐付けした情報(クラス情報)を一元管理できるため、クラス替えなど新年度の更新処理が簡単に実施できるようになる。
NTTアイティでは、8月11日の発売以降、学校や学習塾などへの年間5,000端末ライセンスの導入を目標としている。
ICT授業支援「サイバー先生Ver4.0」動画教材が活用可能に
《畑山望》
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