クリス松村、“オネエ”表現に抗議の能町さんに苦言「新たな差別が始まった」
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エッセイストの能町みね子さんが4日放送の日本テレビ系「今夜くらべてみました」で、自身を“オネエ”として紹介されたことに抗議している件について、タレントのクリス松村が苦言を呈した。
同番組では、いわゆるオネエの芸能人を紹介するなかで能町さんの名前も挙げられた。能町さんは番組で自身の名前が使われることを事前に知らされておらず、また“オネエ”という言葉自体に複雑な思いを抱いているため、日本テレビに抗議したと放送後にTwitterで報告した。抗議の真意について、能町さんはスポーツ紙の取材などで「オネエという表現は差別に受け取れる。ひとくくりにしてほしくない」と説明している。また、Twitterでは「『オカマはよくてオネエはダメ』とか『オネエと一緒くたにするな』とかいう話じゃなく、『俺、デブです』って自分で言うのは勝手だけど他人を『あのデブの人』って呼ぶのは失礼すぎるだろって話です」とも語っている。
確かにネット上でも、同性愛者や性同一性障害といったセクシャルマイノリティの人たちをオネエとひとくくりにすることや茶化すようなニュアンスに疑問を感じる声が上がっており、“オネエ”という認識が人によって差異があることは確かだ。
そんななか、“オネエタレント”として活躍するクリスが14日に「新たな差別」とブログを更新。能町さんの抗議活動について、「もの凄くショックでした」「文字から受けた印象だと、自分のしてきたことを全否定されているような哀しさを感じます」と正直な感想を述べた。能町さんの心情に理解を示しつつも、「マイノリティがマイノリティを傷つけるという哀しさ・・・」「今、また新たな差別が始まったと感じています。同じ悩みを抱えているはずなのに・・・。最近のお若い方々は、もう少し、それぞれの歴史を尊重すべきだと思います」と苦言を呈した。
同番組では、いわゆるオネエの芸能人を紹介するなかで能町さんの名前も挙げられた。能町さんは番組で自身の名前が使われることを事前に知らされておらず、また“オネエ”という言葉自体に複雑な思いを抱いているため、日本テレビに抗議したと放送後にTwitterで報告した。抗議の真意について、能町さんはスポーツ紙の取材などで「オネエという表現は差別に受け取れる。ひとくくりにしてほしくない」と説明している。また、Twitterでは「『オカマはよくてオネエはダメ』とか『オネエと一緒くたにするな』とかいう話じゃなく、『俺、デブです』って自分で言うのは勝手だけど他人を『あのデブの人』って呼ぶのは失礼すぎるだろって話です」とも語っている。
確かにネット上でも、同性愛者や性同一性障害といったセクシャルマイノリティの人たちをオネエとひとくくりにすることや茶化すようなニュアンスに疑問を感じる声が上がっており、“オネエ”という認識が人によって差異があることは確かだ。
そんななか、“オネエタレント”として活躍するクリスが14日に「新たな差別」とブログを更新。能町さんの抗議活動について、「もの凄くショックでした」「文字から受けた印象だと、自分のしてきたことを全否定されているような哀しさを感じます」と正直な感想を述べた。能町さんの心情に理解を示しつつも、「マイノリティがマイノリティを傷つけるという哀しさ・・・」「今、また新たな差別が始まったと感じています。同じ悩みを抱えているはずなのに・・・。最近のお若い方々は、もう少し、それぞれの歴史を尊重すべきだと思います」と苦言を呈した。
《原田》
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