ヤマト、沖縄からシンガポールへスピード配送を提供
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沖縄ヤマトは2013年7月に、那覇空港に隣接した沖縄パーツセンターからアジア地域へのスピード供給を開始し、国内メーカーの海外展開を支援してきた。今回更に在庫の一部を、シンガポールパーツセンターで保管し、出荷することで、シンガポール国内へのスピード配送を実現する。
新サービスでは、シンガポールに在庫を保管するため、シンガポール国内へのすばやい配達が可能となる。両拠点の在庫管理の状況をシステム上で可視化できるため、過剰な在庫を持つ必要がなくなる。
また、沖縄からシンガポールには日々貨物便が飛んでいるため、在庫を常に補充することができ、シンガポールには必要最低限の在庫を保管するのみで、総在庫量を圧縮できる可能性がある。
シンガポール国内で、メンテナンスが必要な保守パーツを迅速に調達することが可能になるため、顧客は購入時、必要最小限のパーツを購入するだけで導入が可能になり、初期コストを抑えることができる。
今回、ファーストユーザーとして東芝自動機器システムサービスの在庫パーツを沖縄とシンガポールに分散し、総在庫量マネジメントとシンガポール国内へのスピード配送の運用を開始する。
今回構築した総在庫量マネジメントができる新たな物流ネットワークを、シンガポール以外の地域にも拡大していく方針。
ヤマト、沖縄とシンガポールのパーツセンターが連携…スピード配送を提供
《編集部@レスポンス》
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