「Mate S」は、5.5インチのフルHDスクリーン、曲面状になった2.5Dのゴリラガラスを搭載。カメラは、フロントが800万画素、背面が1300万画素で、背面カメラの下には指紋認証センサーを設置。その部分をタッチすることでシャッターが切られ、自然な形で“セルフィー(自撮り)”ができるとしている。
「Force Touch(感圧タッチ)」は、AppleがApple WatchやMacBookにいち早く導入し、次期iPhoneにも搭載されると噂される技術だ。今回、Huaweiではそれに先駆ける形で、スマートフォンで実現した。Force Touchでは、ディスプレイをタッチすることで、画面のズームやアプリの起動が可能となる。
また、すでに発売されているP8にも搭載された「ナックルセンス」も引き続き、導入。指を折り曲げた状態でディスプレイにノックしたり、なぞったりすると、アプリ起動などができるものだ。
デュアルSIMスロットを設け、ヨーロッパ、アメリカ、アジア太平洋地域をLTEでカバーする。10分の充電で2時間の通話時間を確保する5V2Aの急速充電としている。
カラーは、ピンク、ホワイト、グレイ、ゴールドの4色がラインナップ。 価格は、ROM32GBモデルが649ユーロ、ROM64GBモデルが699ユーロとなっている。
今後は、中国をはじめ、日本やフランス、ドイツ、イスラエル、スペインなど、世界30カ国以上で販売する予定。まずは、15日より西ヨーロッパで予約を開始する。