オンライン広告の効果の基準値、ビデオリサーチらが調査結果の一部を発表
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この調査は、オンライン広告が与える心理変容や態度変容(商品認知、興味関心、購買行動等)について、統一的・客観的な基準値を作成し、共通指標として整備することを目指すものだ。調査は、約10万人の日本全国20~69歳のPCインターネットユーザーパネルを対象に、2013年9月から原則毎月1回実施。5,000サンプルを回収した。広告フォーマットは、レクタングル型広告:65素材、ビルボード型広告:22素材、ウォールペーパー型広告:10素材、インストリーム動画広告:6素材、その他の広告フォーマット:4素材だった。
その結果、たとえばレクタングル型広告(300×250ピクセルまたは350×240ピクセルの広告)において、テレビCMの認知曲線(ビデオリサーチ「TV-CM KARTE」スペシャルレポート)と同様の曲線で、認知効果を表現できることが確認できたという。これらの結果により、「出稿によってどれくらいの人に広告が認知され心理変容や態度変容をもたらすことができるのか」「どれくらいの広告量で、目標の人数に到達できるのか」といった数値を概算可能になる見込みだ。広告出稿後に行う効果調査においても、比較対象として考察の材料にできるとのこと。
《冨岡晶》
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