ドコモ、4K液晶搭載の「Xperia Z5 Premium」発売へ……シリーズ全3機種をラインナップ

　NTTドコモが2015－2016年冬春モデルとして30日に発表した「Xperia Z5」シリーズは、世界初の5.5型4Kディスプレイを搭載の「Xperia Z5 Premium SO-03H」、5.2型「Xperia Z5 SO-01H」、4.6型の「Xperia Z5 Compact SO-02H」の3機種となる。

　発売は「Xperia Z5 Premium SO-03H」が11月下旬、「Xperia Z5 SO-01H」が10月下旬、「Xperia Z5 Compact SO-02H」が11月中旬の予定。

　3機種共通の仕様として、OSはAndroid 5.1、プロセッサは64bitオクタコア「Snapdragon 810」を搭載する。カメラも強化され、背面カメラのイメージセンサーに最新世代の1/2.3型裏面照射積層型CMOS「Exmor RS for mobile」、F2.0のGレンズ、0.03秒の高速オートフォーカスを搭載し、画素数もZ4の2070万画素から2300万画素とアップされた。

　また、ハイレゾ音源の再生、周囲のノイズをカットするデジタルノイズキャンセリング機能を搭載し、指紋認証にも対応した。ネットワークは下り最大225MbpsのPremium 4Gに対応する。

　最上位機種の「Xperia Z5 Premium SO-03H」は、5.5インチで3,840×2,160ピクセルと5インチ台のAndroidスマートフォンとして世界初の4K高解像度ディスプレイを搭載。4Kコンテンツのほか、YouTubeなどの映像もアップスケーリングして視聴できる。

　メモリは3GB、ストレージは32GB。インカメラは510万画素。VoLTE、フルセグ/ワンセグ、指紋認証、防水・防塵、おサイフケータイ/NFCをサポートする。バッテリー容量は3430mAh、本体サイズは幅76mm×高さ154mm×奥行7.8mm、重さは181g。カラーはChrome、Blackの2色で、グローバルモデルでラインナップされたゴールドは提供されない。

　「Xperia Z5 SO-01H」は、本体の表面にフロストガラスを採用し、手になじみやすい触り心地を実現した。ディスプレイは5.2インチのフルHD（1,920×1,080ピクセル）、メモリ3GB、ストレージ32GB。VoLTE、フルセグ/ワンセグ、指紋認証、防水・防塵、おサイフケータイ/NFCをサポートする。バッテリー容量は2,900mAh、本体サイズは幅72mm×高さ146mm×奥行7.3mm、重さは154g。カラーはWhite、Graphite Black、Gold、Greenの4色。

　「Xperia Z5 Compact SO-02H」も、本体の表面にフロストガラスを採用。ディスプレイは4.6インチ（1,280×720ピクセル）、メモリ2GB、ストレージは32GB。VoLTE（海外対応）、ワンセグ、指紋認証、防水・防塵、おサイフケータイ/NFCをサポートするが、フルセグには非対応となる。バッテリー容量は2700mAh、本体サイズは幅65mm×高さ127mm×奥行8.9mm、重さは138g。カラーはYellow、Graphite Black、White、Coralの4色が用意される。