つんく♂、手術直前に家族へ送った“最後の肉声” | RBB TODAY

つんく♂、手術直前に家族へ送った“最後の肉声”

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 昨年咽頭がんで声帯摘出手術を受けたつんく♂が3日放送の「SONGS」(NHK総合)に出演。声帯摘出後初の音楽番組出演となり、筆談でのインタビューに答えたほか、楽曲提供したクミコ、TOKIOの長瀬智也が登場。つんく♂の指名でクリス・ハートが「ズルい女」を披露した。

 番組のインタビューパートは武内陶子アナの質問にテキスト入力で答える形で進行。歌いながら曲を作ってきたというつんく♂は声を失うことで「仕事そのものがなくなるんじゃないか」と感じたという。同時に家族とどう生きていくかを考え「3人の子供、声を失ってもがんばろうと決めた」と当時の心境を語った。

 VTRでは妻の加奈子さんが「私の喉をあげてもいいから主人の声を守りたかった」と話す横で強くうなづくつんく♂の姿も映しだされた。

 つんく♂は手術直前、病室に家族を呼び最後の肉声で一人ひとりに話しかけたエピソードも明かした。

 長女には「良い声をしているから唄や踊り、がんばろうね」。長男には「ママを助けろよ!」。次女には「お姉ちゃんみたいに勉強も頑張ろうね」と伝え、そして妻の加奈子さんには数日前に"名前を呼んでください"って言われていたので、いろんな呼び方で名前を呼んだという。

《RBB TODAY》

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