「あさが来た」好発進の裏に「花燃ゆ」不調アリ? 「もうこっちが大河でいいよ」
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「あさが来た」は、幕末~明治・大正時代を舞台に、京都の商家のおてんば娘・あさ(波瑠)が成長して実業家となり、日本初の女子大学設立を目指すストーリー。先月28日より放送開始し、報道によると第1週の平均視聴率は20.3%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だという。早くもネット上では好評で、伸びしろはまだまだありそうな様子。とくに大河ドラマファンの“流入”が期待できるかもしれない。
ネット上では「あさが来た」を「大河ドラマをすでに超えた」と評する声がある。現在放送中のNHK大河ドラマは「花燃ゆ」。「幕末男子の育て方」という少女漫画的なキャッチコピーを掲げ、井上真央をヒロインに高良健吾に伊勢谷友介、東出昌大……とイケメン俳優たちを取り揃えた意欲作だった。だが“吉田松陰の妹”といういささか地味な設定のヒロインに恋愛ドラマ的な要素、池田屋事件といった歴史好きの間では人気の高い出来事の扱いのずさんさなどにツッコミが入り、視聴率の低迷が続いている。
「あさが来た」も「花燃ゆ」と同じく幕末が序盤の舞台、さらに大久保利通や五代友厚といった明治維新に大きく関わった人物たちが登場する。だが活き活きとした人物描写や自然な演出、商人の目線から激動の時代を描くストーリーには視聴者から称賛の声が寄せられている。とくにあさと年の離れた許嫁・新次郎(玉木宏)の淡い恋模様は「萌えポイントだらけ」「朝からキュンキュンする」と大評判。「花燃ゆ」が目指したものを早々に達成してしまったようだ。
大河ファンからも「もうこっちが大河でもいいよ」「まさか、『花燃ゆ』よりも大河っぽい朝ドラが来るとはw」「どうせ史実大幅改変の女性一代記なら大河よりもこっちの方がワクワクする」「何気に『花燃ゆ』より幕末が濃厚に描かれるんじゃないかと期待しちゃう」と注目されている「あさが来た」。朝ドラファンだけでなく大河ファンからも支持されて、さらなる飛躍を遂げそうだ。
《原田》
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