富士通とJCB、手のひら認証によるカードレス決済システムを構築へ
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両社は、手のひら静脈を利用する認証技術システムを累計47万台出荷。世界約60ヶ国で、6,300万人以上の利用実績を持っている。指紋などと比べて偽造が困難、濡れた状態などでも利用可能、接触しなくても認証可能といった特徴がある。
同技術では、あらかじめ、JCBユーザーの手のひら静脈情報を、カード情報とともに、富士通のデータセンター内の手のひら静脈認証サーバに登録しておく。これによりカードもスマートデバイスも不要で、手ぶらで本人認証およびクレジットカードの決済が可能になる。
JCBでは7月に、同社の社員食堂における飲食料金決済で、実証実験を行い有効性を確認した。今後、富士通と富士通フロンテック、JCBは、他の国・地域でも実証実験を重ね、決済スキームの実用化を目指す。
《冨岡晶》
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