【CEATEC 2015】スマホ連携も可能、子どもの見守り向けロボット「BOCCO」
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
「BOCCO」は無線LANでネットワーク接続される小型ロボットで、スマートフォンから音声メッセージを送ったり、付属するドアの開閉センサーの情報や音声録音をスマートフォン側に返すことができる。
高齢者や子どもの見守り用途を想定した「コミュニケーションロボット」で、やわらかなデザインとカメラを搭載しないことで、見守り対象からの心理的抵抗が少ない点を特徴としている。
例えば、共働き家庭などで子どもが学校から帰宅した際に「BOCCO」に録音された親の伝言を再生できたり、子どもが再度出かける際には「帰ってきたよ。これから○○くんの家に遊びに行ってくるね!」といった形で「BOCCO」に録音しておけば、職場にいる親は自分のタイミングで子どもの帰宅や行き先を知ることができる。
また、開閉センサーと連動して通知が来るので、そのタイミングに合わせてスマートフォン経由で「BOCCO」に音声メッセージを送れば、ほぼリアルタイムなつながりを感じることができる。
他にも家族でセンサーの動作と音声通話のログを共有することができるので、家族全体でのコミュニケーションを可能としている。
ロボット1体と開閉センサーのセットで価格は29,000円。今後、発売が予定されている人感センサーや温度センサーなどの各種センサーと連動させることで、さまざまな用途への応用を可能としている。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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