【諏訪圏工業メッセ】諏訪のものづくり技術を400社が展示中! | RBB TODAY

【諏訪圏工業メッセ】諏訪のものづくり技術を400社が展示中!

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約400社が出展している
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 長野県諏訪市にある諏訪湖イベントホールにて「諏訪圏工業メッセ 2015」が開幕した。

 メイン会場は加工技術ゾーン、電気・機械・光学ゾーン、ソリューションゾーンなどに分かれ、403もの企業が出展している。

 下諏訪町約200社を支援する「ものづくり支援センターしもすわ」の連携コーディネーター・土屋幸雄氏は諏訪圏工業メッセについて次のように話す。
「もともと諏訪という地域は、時計などそこそこのメーカーが存在し、そこに部品を収める精密加工企業群があります。ネジや細かくて小さいモノを得意とする会社が多かったんです。しかし大企業がどんどん海外に出ていくなかで、いろいろな技術を連携して商品を作っていかないと将来はないと。そのためには自分たたちの技術を外にアピールし、商談をまとめていく必要がある、そういう考えのもとに諏訪圏工業メッセがはじまりました」。現在ではしだいに参加企業も増え、その場で商談がまとまるケースも増えてきいるという。

 ものづくり支援センターしもすわでは、単品・複合加工の受注を支援するほか、異なる素材や組み合わせによる構成品をコア企業を中心としたチームで受注すること、あるいは新製品を産学連携で開発する支援なども行っている。

 地方の産業活性化が求められている。何もしなければ産業は沈むだけではなく消滅してしまうという危機感がある。「沈むところから伸ばしていって再離陸できればいい。例えば医療機器製品をそのまま製造して販売することはできないとしても、関連製品を作るのが可能になってくるまた、6次産業と製造業とのリンクをはかったりしながら再離陸させていきたい」と土屋氏は話している。

 「諏訪圏工業メッセ 2015」は本日から17日まで開幕している。

《RBB TODAY》

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