高さ3mの浸水にも耐える止水ドア……文化シヤッターが「アクアード」を実演展示
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
「アクアード」は片開きスチールタイプの止水ドアで、通常のドアと見た目はほとんど変わらないものの、止水グレモン(ハンドルを上げ下げすることで施錠・解錠できるロック機構)を閉じるだけで高さ3mまで(トビラの幅900mm×高さ2100mmの場合)の浸水に耐える仕組みとなっている。
また、丁番(いわゆる「ちょうつがい」)も止水グレモンと連動して、ドア枠とトビラを密着させるという特殊なものを採用している。
通常の水密トビラは、70~125mmほどの厚さになってしまうところ、「アクアード」は厚さを40mmに抑えられたことで、手軽な操作性と低コストを実現している。
もう1つ、防災関連製品として展示されていた「ラクセット」は事前の工事不要で、さまざまな場所に取り付けることができる止水板。商業施設やオフィスの開口部の浸水対策を想定した製品となる。
こちらは水位350mm、475mm、600mmに対応した製品をラインナップしており、浸水被害を低減することができる。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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