蒼井優、“精神の限界”で女優引退の危機だった…山田洋次監督の救い明かす
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蒼井は2010年の映画「おとうと」出演前に女優を辞める決意をしていたという。
当時、映画「フラガール」がヒットするなど多くの映画賞を受賞した時期で、MCの笑福亭鶴瓶からなぜその時期に辞めようと思ったのか問われた蒼井は、多忙で精神的に不安定になっていたことを告白。
「泣くシーンで相手のセリフも聞けてないぐらい(精神的に)限界だったのに、涙を流すってト書きのところで、ポロポロ涙が出てきて、そのシーンを後日プロデューサーからすごく褒められて、だましてるような気持ちになって、このまま続けてたらこの仕事を嫌いになるなって…」と当時を振り返った。
精神的に限界に達し、その後7ヵ月間女優を休業した蒼井だが、このままだとダメになると思いもう1度事務所に連絡をすると「ちょうど山田洋次監督から話が来てるけどどうする?」と言われたという。
「10代のときに山田監督の映画のオーディションに落ちたけど監督の映画は大好きで、いつか認められる人間になりたいと思っていた」そうで、蒼井はその打診に「やります」と即答。「おとうと」への出演をきっかけに、その後は「東京家族」など山田作品の常連となった歴史を語ってくれた。
《笠緒》
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