同作はベストセラー「武士の家計簿」などの著作で知られる磯田道史氏の近著「無私の日本人」の一編「穀田屋十三郎」が原作。貧しい生活を立て直すため、庶民たちが「殿様に金をお貸しし、その利息をとる！」という妙案を実行した、実話をもとにしたストーリー。
主演の阿部サダヲが演じる主人公・十三郎は、貧しい町の行く末を心配する造り酒屋。計画を持ち掛ける知恵者を瑛太、十三郎の弟を妻夫木聡が演じるなど豪華キャストが集結する。メガホンを取るのは「白ゆき姫殺人事件」「予告犯」などを手掛けた中村義洋監督だ。
映画「殿、利息でござる！」は2016年5月14日公開。
