水樹奈々、映画『ハンガー・ゲーム』カットニスとの共通点「頑固」
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日本でもその熱は同様で、シリーズ公開時に実施している吹き替えキャスト登壇の舞台挨拶は、毎回瞬時にチケットが売り切れてしまうほど。このたび、そんな本シリーズの1作目からジェニファー演じる主人公カットニスの日本語吹き替え版声優を務めてきた水樹奈々が、シリーズ完結となる本作と“革命”のシンボルとなるヒロイン、カットニスについて語ってくれた。
本シリーズは、世界的ベストセラーとなっているスーザン・コリンズによる同名小説3部作を映画化。最終章は、『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』と本作の前後編で描かれる。
シリーズを通して、近未来のジャンヌ・ダルクを彷彿とさせる宿命のヒロイン、カットニスを声で演じてきた水樹さん。本作でシリーズが完結することに対し、「やはり寂しい気持ちでいっぱいです! 本当に濃厚な時間をカットニスたちと共に過ごさせていただいたので、『ああ、これでもう、あの勇敢な彼女の姿を見ることができない…』と思うと、とても寂しいです」と感無量といった様子。「でも、ようやくホッとできる結末を迎えたので、彼女には幸せになって欲しいです」と、シリーズを通じて激しい闘いを生き抜きながら成長してきたカットニスに、ねぎらいの言葉をかけた。
妹思いの素朴な少女が葛藤を繰り返しながらも、強い意志を持つ革命のシンボルになっていくカットニスに、世の多くの女性たちが共感を抱いている点についても、「やっぱり自分が体験して、見て、それで答えを出したほうが、遠回りしても絶対に後悔しないだろうと思うから、カットニスの生き方には本当に共感します」と明かす。
続けて「似ているところは、たぶん、頑固なところですね(笑)。こうと決めたらこうと、自分で体感して痛い目を見るまでは、人からどう言われても曲げないというか。そんな経験を経て、なるほどと学んで、次へ進む。『こうしたほうがいいよ、ああしたほうがいいよ』という意見はもちろん聞いて頭の中にはあるけれど、やっぱり自分で感じたものが全てで、真実だって思っているところが、すごく似てるなと思います」と、カットニスとの共通点についても語った。
また、シリーズが完結するということは、本作の見どころの一つとなっているカットニスとピータ(ジョシュ・ハッチャーソン/声:神谷浩史)とゲイル(リアム・ヘムズワース/声:中村悠一)との三角関係も完結を迎えるということ。水樹さんも「複雑な気持ちでいっぱいです(笑)」というが、『もう~! 2人とも~!』って(笑)。『やっぱり一番イケメンなのはカットニスだった!』って思いました(笑)」と意味深発言。
さらに、かねてよりゲイル派を自称していたが「実はちょっと揺らいでます(笑)」と告白。「でも、一緒に潜入して危険なところを戦い抜いたゲイルへの称賛というか…、彼の男気はすごく素敵だなと思っているので、揺らぎつつも、2人のうちのどちらかというと、やっぱりゲイルかなと思います」と、ピータに少々浮気心を抱いた事実も明かしつつ、最後までゲイル派を貫いている。
誰もがヤキモキするその三角関係、劇中ではどのような結末が待っているのか、スクリーンで確かめてみて。
『ハンガー・ゲームFINAL:レボリューション』は11月20日(金)より全国にて公開。
水樹奈々「一番“イケメン”なのはカットニス!」『ハンガー・ゲーム』完結に感無量
《text:cinemacafe.net》
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