セキュリティ強化に重きを置いたリモコン式スマートロック | RBB TODAY

セキュリティ強化に重きを置いたリモコン式スマートロック

ブロードバンド セキュリティ
専用のリモコンキーで施錠・解錠が行える「NOAKEL」。リモコンの数、電話解除器や内蔵型非常解除器の有無の違いにより4種類のセットがラインナップされている(撮影:防犯システム取材班)
専用のリモコンキーで施錠・解錠が行える「NOAKEL」。リモコンの数、電話解除器や内蔵型非常解除器の有無の違いにより4種類のセットがラインナップされている(撮影:防犯システム取材班) 全 4 枚
拡大写真
 東京ビッグサイトで開催されていた「産業交流展2015」に出展していた松村エンジニアリングは、リモコン経由で施錠・解錠が行えるスマートロック「NOAKEL」(ノアケル)のデモ展示を行った。

 昨今、さまざまなスマートロックが市場に登場しているが、同製品の特徴は防犯面に特に重きが置かれている点。一般的なスマートロックがトビラの内側のサムターン部分に被せるように設置するのに対して、同製品はサムターンを残したままトビラの上部などに設置する。そのため、既存の物理キーにプラスしたスマートロックの運用ができるので、ワンドアツーロック、スリーロックといった防犯面の強化が可能だ。

 例えば、物理的なカギがピッキングされたとしても、リモコンキーなどでしか開けることができない「NOAKEL」のロックが残っているので、窃盗犯はトビラを開けることができない。

 また、「NOAKEL」自体も300kgの負荷に耐えるかんぬき強度を誇り、仮にこじ開けられた場合には大音量アラームが本体から発報されるなど、二重、三重の防犯対策が施されている。

 利便性という面で見ていくと、自宅に固定の電話回線(アナログ/IP/ひかり電話)があれば、オプションの電話解除器を使って、外出先から電話をかけて暗証番号を入力するだけで施錠&解錠操作もできる。

 在宅時なら物理的なカギの施錠は行わずに、「NOAKEL」だけ施錠しておくことで、オプションの無線中継器や室内用解除スイッチを使って、家族の帰宅時にボタン1つで解錠操作が行える。

 他にも「NOAKEL」本体が壊れた場合にも解錠操作が行える内蔵型非常解除器などを搭載したモデルもあり、“万が一”に備えた対策も用意されている。

《防犯システム取材班/小菅篤》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース