2015年アカデミー賞で最多4部門を受賞した「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のアレハンドロ・G.・イニャリトゥが監督・脚本・製作を務め、坂本龍一が音楽を手掛けることでも注目を集めている同作。レオナルド・ディカプリオ演じるハンターが、息子を殺されたことへの復讐に燃える姿を描いた、事実に基づく物語だ。
撮影では極寒の荒野で、自然光のみを使った9ヵ月間のロケを敢行。ディカプリオが凍った川の中に入ったり、バイソンの生の肝臓を食べたり、実際の動物の死骸の中で眠って撮影するなど”究極のリアリティ”が追い求められている。また格闘シーンでは、鼻を折るほどの体当たりの熱演をみせた。
予告編でも部族との戦いや、熊に襲われる場面、そして瀕死状態から這い上がるシーンなどディカプリオの鬼気迫る演技が次々と映し出されている。
「レヴェナント:蘇えりし者」は2016年4月全国ロードショー。