V-Lowマルチメディア放送「i-dio」、総務省より業務認定を取得……2016年3月より放送開始 | RBB TODAY

V-Lowマルチメディア放送「i-dio」、総務省より業務認定を取得……2016年3月より放送開始

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 総務省は7日、東京マルチメディア放送に対し、移動受信用地上基幹放送「V-Lowマルチメディア放送」の業務認定証を交付した。あわせて、ハード会社であるVIPに対し、関東・甲信越広域圏の親局である東京局(東京タワー)の本免許を交付した。

 東京マルチメディア放送は、エフエム東京が中心となり設立した持株会社BICの子会社。7月13日に総務省関東総合通信局より、予備免許が交付されていたが、電波監理審議会の審議を経て、計画が認定された。今後は試験放送を経て、V-Lowマルチメディア放送「i-dio(アイディオ)」を、来年3月より放送開始する予定だ。視聴には対応する端末が必要。

 新放送サービス「i-dio」は、「放送メディアが持つ、普遍的なidentity」「通信メディアが持つ、革新的なidea」から命名。地上アナログテレビ放送終了により空いた周波数帯(VHF-Low帯=99MHz~108MHz)を利用して創設される新たな放送サービスとなる。なおハード会社であるVIPも、BICの100%子会社となる。

 なお九州・沖縄広域圏親局である福岡局(福岡タワー)については、九州総合通信局より本免許がVIPに交付済み。近畿広域圏については、BICの関連会社である大阪マルチメディア放送が、11月2日にソフト事業者認定の申請書を提出しており、今後も順次、東海・北陸広域圏、中国・四国広域圏、東北広域圏、北海道の各地域において、放送事業者(ソフト事業者)の募集がされる予定。

《冨岡晶》

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