人間ドックも爆買い!? 中国人向けインバウンドが多様化へ | RBB TODAY

人間ドックも爆買い!? 中国人向けインバウンドが多様化へ

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 マーソ、マイスジャパン、上海携程国際旅行社有限公司、CTRIP JAPANの4社は8日、中国人向けに日本での人間ドックの販売を11月26日から開始した。

 今回発表したのは、中国人を対象とした日本へのメディカルツーリズム。人間ドックと健診の予約サイト「マーソ」を運営するマーソによると、訪日中国人旅行者から日本での医療サービスに関する問い合わせが急増しているとのこと。その背景には今年の1~10月で428万3700人と、前年同期の約201万1700人から、日本を訪れた中国人旅行者が2倍以上に増加していることが考えられる(統計データはともに日本政府観光局より)。

 マイスジャパンはメディカルツーリズムを中心にインバウンド事業を展開し、上海携程国際旅行社有限公司は中国で、CTRIP JAPANは日本でオンライン旅行予約サービス「CTRIP」を提供している。これらの4社が互いの事業領域を連携させ、人間ドックの販売に踏み切った。

 前述の訪日中国人旅行者数の統計では、今年の1~10月に日本を訪れた外国人のうち4人に1人が中国人となっている(訪日外国人旅行者数は1631万6900人)。“爆買い”に象徴されるように来日時の消費が旺盛なだけに、訪日中国人旅行者による経済効果は軽視できない。訪日中国人旅行者の“爆買い”がメディカルツーリズムにも及ぶのか――これをきっかけに、あらゆる商品・サービスに“爆買い”の可能性を見出したい。

《加藤/H14》

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