360度のリアルタイム3Dイメージングが可能に……全方位レーザーライダー
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
「LiDAR」は、パルス状に発光するレーザーを照射して散乱光の反射時間から距離を算出する技術で、同社のHDLシリーズは回転機構を組み合わせることにより、360度全周のリアルタイム3Dイメージングを行うことを可能としている。
ユニットは超小型のため車載や無人機械への搭載に適合しており、加速度センサー及びジャイロセンサーとGPS位置測位を連携することも可能。自動運転用として開発された経緯を持つが、汎用性の高さから3D地図の作成、ナビゲーションなどさまざまな用途での使用が想定されている。
手のひらサイズの「VLP-16」は16個のレーザーと検出器を備え、精度±3cm、測定距離は約100m、測定ポイント数は約300,000ポイント/秒となっている。価格は約130万円。
上位モデルの「HDL-32e」は32個のレーザーと検出器を備え、精度±2cm、測定距離約70m、測定ポイント数は約700,000ポイント/秒となる。加速度センサーと六軸ジャイロセンサーも備えている。価格は約580万円となっている。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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