【NHK紅白】SMAP・香取慎吾、紅白司会オファーをほのかに期待

　SMAPの香取慎吾が30日、都内で行われた「第66回NHK紅白歌合戦」リハーサルに出席し、司会オファーをほのかに期待していたことを明かした。

　SMAPメンバーが口をそろえて、今年一番の思い出として挙げる「のど自慢」。これは、NHKの人気番組「のど自慢」70周年記念キャンペーンの顔として,
香取がスペシャルMCを務め、ほかの4人がゲストとして登場したもので、5人は出場者や観客と共に出演を大いに楽しんだ様子。

　とりわけ、「スペシャルMCという形で1年間やらせてもらった」という香取は、「歌の力を知ることができた」と大満足。「もしかしたら紅白（司会のオファーが）来ちゃうかなと思っていたんですけど、イノッチ（井ノ原快彦）でした」とほのかな期待があったことも漏らし、笑いを誘う。

　同い年の香取と井ノ原は、子供の頃はよく遊ぶほど仲が良かったそうで、香取は「イノッチに頑張ってって早く言いたい」と笑顔。稲垣吾郎は「井ノ原くんは爽やかで、いろんな番組での名司会ぶりは見ていてホッとできる」と印象を語ると、「緊張されていると思うので、同じ仲間として盛り上げていきたい」と頼もしいコメントを残した。

　数々の番組でメインMCを務める中居正広は、「（アドバイスは）何もないです」とキッパリ。井ノ原がMCを務めたNHKの歌番組「思い出のメロディー」を観たときに、「上手いなぁ。なんでできるんだろ…。誰かに教えてもらったのかな」と思ったそうで、「紅白に関しても心配ないと思います」と安心しているよう。とはいえ、黒柳徹子の総合司会については、「どこまで暴走するかわからない」と懸念の表情。最終的には、黒柳には「自由にやって、黒柳さんの魅力を前面に出してほしい」とリクエストし、井ノ原には「だから、イノッチは結構しっかりしなきゃいけないと思います」とエールを送った。