【CES 2016】パロットから全翼機タイプが登場!大ブレイクから1年の“ドローン”はどうなる?
IT・デジタル
その他
注目記事

従来のドローンはプロペラ型のものが多かったが、今回パロットが出展したドローンはより飛行機のシェイプに近い全翼機型のデザインを採用。700g未満の軽量構造により、安定した動作を維持しながら時速80kmのスピードが出せるようになるという。
加速度センサーにジャイロ、磁力・気圧計、飛行体の速度を測るためのピトー管にGPSを搭載して、オートパイロットでも安定した飛行を実現する。同社では「ゲームのように簡単な操作を実現している」としている。
カメラは本体のフロント側につけられているので、従来のドローンとはひと味違った、飛行機のコックピットで操縦しているような目線での撮影が楽しめるという。マニュアルの操縦はWi-Fiコントローラー「Parrot Skycontroller」で行う。
また、ドローン製品のリーディングメーカであるDJIのブースも賑わっていた。注目すべき新製品は、4K/30pの滑らかな動画撮影を実現したカメラを搭載する「Phantom 3 4K」だ。F2.8の明るいレンズにより、明瞭な4K映像が撮影できるという。
メイン会場であるラスベガス・コンベンションセンターの南ホールには今年もドローンを扱うメーカーが出揃った。とはいえ、一年が経ってある程度、アメリカ国内でもドローンのカテゴリーで“勝ち組”が選別されてきたのか、今年はクラウドファンディングで一攫千金を狙うベンチャー系企業の関心はホームセキュリティやヘルスケアなどIoT系のデバイスやVRに若干シフトしているようにも感じられた。
《山本 敦》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
【CES 2016】KDDIとOssiaが共同出展!ワイヤレス給電システム「Cota」って何だ?
エンタープライズ -
【週刊!まとめ読み】東京電力、新料金プラン発表/「CES 2016」開幕!
ブロードバンド -
【CES 2016】アウディ、健康管理分野に進出
エンタープライズ -
【CES 2016】アウディ、「VR エクスペリエンス」発表
エンタープライズ -
【CES 2016】Surface Bookのライバル!? サムスンが極薄12型タブレット「Galaxy TabPro S」
IT・デジタル -
【CES 2016】ソニーCEO平井氏、PlayStation VR「100以上のタイトルが開発中」
エンタープライズ -
【CES 2016】アウディ、ダッシュボード全体をデジタル化
エンタープライズ -
【CES 2016】ボルボとエリクソン、自動運転車のためのメディアストリーミングを開発
エンタープライズ -
【CES 2016】韓国キア、自動運転技術に特化した新ブランド
エンタープライズ