デュアルディスプレイのAndroidガラホ「MUSASHI」登場へ……FREETELが2016年事業計画を発表
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初めに増田氏は昨年の成果を振り返りながら「FREETELのブランド名を浸透させることができた一年だった。当社は“SIMフリーキャリア”としてFREETELを訴求している。つまり、これまで多くの方々が親しんできた大手キャリアのように、MVNOながらも端末や通信サービスを充実させ、サポートまでワンストップで提供できるブランドであるという“違い”をこれからも見せていきたい」とした。
さらに昨年発売したSAMURAIシリーズの端末は「雅/MIYABI」「極/KIWAMI」ともに好評を博したことから、2016年もさらに強化していくことを宣言。後述する2016年の戦略のスタートダッシュの中に位置づけられる新端末も発表した。
また昨年実現した世界進出についても触れた増田氏は、カンボジアのSeatel社との連携を通じて、カンボジアのMVNO市場でも成功と呼べる成果を残したことを強調。年末に発売した「Priori 2 LTE」が3週間で完売したことから、今年もさらに多くのラインナップを積極投入したいと意欲をみせた。
SIMカードによる通信サービスは「“最安値エントリー”として、爆速にこだわりながら強みをアピールしたい」と意気込む。大手量販店のヨドバシカメラでは6か月連続でシェア1位を獲得。訪日外国人専用のプリペイドSIMも12月に発売し好評だという。
店舗展開としては端末やSIMカードの販売だけでなく、販売後のユーザーサポートも提供するFREETELコーナーを大手量販店を中心に開設。「その場でSIM開通、MNPも対応できるかたちにした。MNPの待ち時間を5分に短縮して、素早くご契約できるサービスを提供している。端末とSIMを一体としてサポートできるのもFREETELの強み」と増田氏は説いた。
《山本 敦》
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