複数の監視カメラ映像を1枚絵として表示!平面カメラ表示技術「ライブマップ」
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
同社はエレクトロニクス関連の製品・ソリューションを扱う商社で、今回展示されたTOAの平面カメラ表示技術「ライブマップ」なども同社が扱うソリューションの1つとなる。
従来、複数の監視カメラの映像を1つのモニターでまとめて表示する場合は、それぞれ個別に表示されるため、全体像が把握しづらい面があった。しかし、「ライブマップ」では、自然な形で映像を統合して、まるで上空から撮影したかのような形で表示する。
設置のイメージとしては、工場や商業施設で敷地内を俯瞰できる場所に複数のネットワークカメラを配置し、それぞれの映像を「ライブマップ」で統合表示することで、災害や事故の際の状況把握や避難誘導、駐車場や出入り口付近の混雑把握や警備員の適切な配置などが可能になる。
また、PTZカメラと「マップドスープ」という技術と連携させることで「ライブマップ」の画面上からパン&チルト、ズーミングの操作ができ、効率的な映像監視を行うこともできる。
ほかにも「人流見える化マップ・カメラ」という、ネットワークカメラで撮影した映像を元に映像解析を行い、人の流れを地図上に落とし込む技術も展示されており、そちらは、効率的な警備員の配置などに役立てることができる他、店舗のマーケティングなどにも活用できるソリューションとなる。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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