獣医師の負担軽減!動物病院向けペット見守りシステムが登場
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同製品はマイクロ波ドップラーセンサーで心拍数、呼吸数、体動、温度、湿度を測定し、照度計付き赤外線カメラによる映像監視が行えるというもの。
同製品を動物病院に入院している患者動物のケージに取り付けることで、動物病院の内外で24時間ペットの様子を見守ることができる。院内ではiPadやiPad miniで、院外ではPC・スマートフォンで映像と心拍・呼吸・体動のグラフや動画を確認できる。
いずれも非接触のシステムなので、動物にストレスを与えることなく見まもることが可能だ。心拍・呼吸・体動のモニタリングに関しては、任意のしきい値でアラームを設定し、指定したアドレスへメールで知らせる。
また、指定の時間内なら飼い主もペットの様子を閲覧できる「お見舞い機能」も搭載。忙しくて来院できないような場合でも、ペットの状態をリアルタイム動画で確認することができる。
動物病院で働く獣医師にとっては、業務の負担軽減ができ、大切なペットを預ける飼い主にとっても不安や心配事を軽減でき、さらに動物にも負担にならないシステムとなる。
販売は日本動物高度医療センター(JARMeC)との販売協力契約のもとで行なわれ、アークレイは動物医療事業の拡大に向けJARMeCと2015年8月に「業務提携検討に関する覚書」を締結しており、今回が提携の第1弾となる。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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