IZAM、“CD不況”続く音楽業界に危機感 「アーティストは死んでいってしまう」 | RBB TODAY

IZAM、“CD不況”続く音楽業界に危機感 「アーティストは死んでいってしまう」

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 ヴィジュアル系バンド・SHAZNAのボーカルとして活躍したミュージシャンでタレントのIZAMが、“CD不況”が叫ばれて久しい音楽業界を取り巻く現状について自身の考えを示した。

 IZAMは9日にTwitterで「CDって今の時代、どうしたら売れるの? 良い作品を創ってもリスナーがCDに手を伸ばさなければ、アーティストは死んでいってしまう」と、CDが売れない現在の状況に危機感を示した。

 CD販売に取って代わった音楽配信サービスについては「CDも圧縮されているけれど、配信は更に圧縮がかかっています。 音質が大切な音楽を皆に聴いて欲しい」との思いから、「人間が世の中で便利で、楽できるようにしてくれている。 とても有難いのだが、それが人間の退化、感情の欠落、世の中の活性化を失わせている事に繋がっている気がします」と私見を述べた。また、定額制の聴き放題サービスについても「それだとPlayする人間が人間でなくて良い方向になっていくから感情のない音楽より、人間が奏でる音楽をもっと大切にしていって欲しいという考えです。 定額制になったら、アーティストは生きていけないんだよ」とつづった。

 「アーティスト側にも責任はあります」とした上で、良い音楽を作っていても日の目を見ることができないアーティストが埋もれてしまっている一方、「世の中で流れていて、実は歌詞も曲も偏差値が低い作品が何故か売れたりする事もある」という現実に、「日本は流行り廃りが如実すぎますよね。 世界では一度世に出て認められたアーティストは、一生大切にユーザーからされているのに。 右向け右精神は廃止したい。笑」との思いをつづった。

《花》

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