地震&水害発生時に無電源でトビラを開放できる緊急用スペアキー保管ボックス
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
「防災BOX3」は、防災備蓄倉庫や津波避難タワー、ビルの避難場所などに取り付け、緊急時にそれらの場所を開放できるようにするためのスペアキー保管ボックス。地震の揺れを感知すると自動で解錠されるので、管理者がカギを持って駆けつけなくても避難者が施設を利用することができる。
同社では東日本大震災の経験から生まれた「防災BOX」を製造・販売していたが、2015年9月の鬼怒川水害以降「地震以外でも開くようにして欲しい」という要望があり、それに応える形で新たにダイヤルキーを追加した「防災BOX3」を開発した。「防災BOX3」という製品名は、「カギ」「地震の揺れ」「ダイヤル」という3通りのロック解除手段がある、という意味があるとのこと。
ダイヤルキーを追加したことで、地震以外の災害でもボックスに記載された問い合わせ先に連絡、番号を聞いてロックを解除できる。また無電源で縦揺れ・横揺れ両方に対応できる感知機能は同社独自の技術で、現在特許出願中だという。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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