主食からスイーツまで多様なニーズに応える非常食の数々
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
日本災害食学会のブースには多くの食品メーカーが参加し、各社製品の試食などを含めた展示を実施。災害食の認証制度として認証ロゴマークの普及促進に関する展示や、災害食品を組み合わせたレシピなども公開して、災害時の食生活向上を啓蒙していた。
また、紙コップパンなどの非常食を提供している東京ファインフーズのブースでは、ついつい忘れがちな非常食の保存期限の確認徹底を目的に、賞味期限前にメールで交換時期を知らせてくれる無料サービスを紹介。必要な時期に自動送信されるメールには任意のメッセージも添えることができ、同社製品の期限通知だけに止まらない利用が可能とのこと。ちなみに利用する場合は、同社のWebサイトから行うので、メーカーとしては販促効果が見込め、ユーザーは利便性を享受するというWIN×WINのサービスとなる。
ひと昔前なら、非常食といえば限られたバリエーションしかなかったが、今回展示された製品を見る限り、発熱材付きで災害時でもあったかい料理が食べられるタイプや、チーズケーキやガトーショコラといったデザートやスイーツ、軽量&コンパクトな粉末状の栄養補給食など、各社がそれぞれの強みやアイデアを活かした非常食を展開していた。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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