「伊勢志摩サミット」開催まであと100日、警備コンセプトは? 一般への影響は? | RBB TODAY

「伊勢志摩サミット」開催まであと100日、警備コンセプトは? 一般への影響は?

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伊勢志摩サミット等警備に伴う広報用ポスター
伊勢志摩サミット等警備に伴う広報用ポスター 全 4 枚
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 日本が議長国となり、5月26・27日に三重県志摩市で開催される「伊勢志摩サミット」。日・米・英・仏・独・伊・加の首脳などが参加する首脳会議だが、いよいよ開催まで残すところ100日となった。

 またサミットに先立ち、4月の外務大臣会合(広島県広島市)を皮切りに、さまざまな会合が全国10都市において開催される。

 一方でここ数年、世界情勢は安定しておらず、ISILなどのテロ活動、複数組織によるサイバーテロが頻発している。伊勢志摩サミットにおいても、サミット開催地、関係閣僚会合の開催地に加え、東京や大阪を始め全国各地において、重要施設や公共交通機関等に対するテロ・ゲリラ活動が懸念されている。

 警察庁は昨年6月「伊勢志摩サミット等警備対策委員会」を設置。また、三重県警察・広島県警察・宮城県警察・愛知県警察の4県警察が「サミット対策課」を設置している。

 三重県警察では「伊勢志摩サミット2016」と題するページをサイトで公開。「安全の提供こそ最大のおもてなしである」とのコンセプトを掲げ、全職員で任に当たるとしている。

 また、警察庁も「伊勢志摩サミットの成功に向けて」と題するページをサイトで公開。各開催地の日程一覧とともに、広報用ポスターを公開した。ポスターでは警備にともなう対策として、持ち物の確認などが行われることを告知。その他不審人物などの110番通報を呼びかけている。また交通規制も行われるため、マイカー利用も控えてほしいとのこと。

《冨岡晶》

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