配送時に見守りとリコール製品の回収!日南市とヤマト運輸が協定締結
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
リコール製品に関する情報は重大な事故に繋がる恐れもあるため非常に重要だが、従来のテレビ・新聞などの告知では、高齢者に情報が届きにくいという懸念があった。
昨年4月に秋田県湯沢市とYTC、YMMが連携し、高齢者を対象としたリコール製品回収の告知を行ったところ、4,320世帯中4件のリコール製品を発見。テレビ・新聞による一般的な告知よりも発見率が高いとリコール実施事業者から評価されたという。
こうしたことから日南市、YTC、YMMは西日本で初となる連携協定を締結。それぞれが有する資源やノウハウを有効活用して、住民サービス向上と安心・安全な生活の実現を目指す。
具体的には、配達時の見守りサービスとして、配達先の高齢者の長期不在や体調不良などを自治体に報告。リコール製品の回収支援サービスでは、リコール製品の情報を自治体の刊行物などと一緒に高齢者の自宅に宅急便で届ける。
高齢者はリコール製品のチラシをYTCのセールスドライバーから対面で受け取ることで、必要な情報を簡単に入手することができる。リコール実施事業者にとっては回収率の向上というメリットがあり、自治体にとっても高齢者の体調不良などの情報を得やすくなる。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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